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滑り込みセーフで見てきました
来週でお仕舞い
前回は 確かアンタダ展を見た
モックアップ住吉 印象的だったなあ
◇
シンプル且つ深刻な展覧会
被害が深刻だった各都市の模型が整然と配置されている
すべて1/500スケール
建築模型や都市計画の模型というのは
何かしら提案するものがあって それが強調されるけど
今回のそれは 以前のあった風景を白模型で再現するという
非常にシンプルな表現
目の前にある模型は 今は亡き風景
建築 都市の分野において
模型は何かを実現する前の確認作業であったり
説明するための道具であったりするけど 今回の模型はまったく別の回路
記憶の再現だ
これは映像でリアルに作り込んで風景を再現するよりも
おそらく リアルな表現ではないかと思う
被災地の人にとって この模型は感情が入りすぎて見ていられないかもしれない
シンプルな白模型の外観とは対照的に
見る人によっては非常に感情を複雑にさせるそんな代物だろう
◇
印象的だったのは 壁一面に横たわった東北地方の地図だ
→ 東北地方の被害状況を示した地図
横たえることで いかに被害が広範囲だったのかが 強調されている気がする
普段は縦に見ることが多い日本地図だけど 横にするほうがより効果的に
伝わるのかもしれない
沿岸部における浸水箇所がピンク色でマーキングされているけど
それは 被害の規模の大きさを物語っていて 気が重くなるのと同時に
逆に 普段あれだけの被災の風景をテレビやネットで頭に刷り込まされている
ボクからすれば
“極稀の津波であったとしても 日本全体からすれば被害はこの程度なのか”と
直接は被災していないからこその 冷静な感情があったのも事実である
単なる地図からはなかなか人の営みというのは想像し得ないけれど
被害状況が落とし込まれた瞬間 そこに多くの人家があって
人の営みがあったという事実が意識され始める
そういった意味で 貴重な展覧会であっと思った
◇
模型や地図が持つ異様な力を感じさせられた そんな展覧会だった
また 被災地に行っていない人にとって テレビやネットからでは
得られないであろう感情が呼び起こされる そんな展覧会となるだろう
わけがわからないだろうけれど 東京の子供とかにも 普通に見せたい
◆「311失われた街」展
会 場 :ギャラリー間
会 期 :2011年11月2日(水)~2011月12月24日(土)
開館時間:11:00-18:00 (金曜日は19:00まで)
休館日 :日曜・月曜 ・祝日
久々 ブログ更新
Bちゃんに教えてもらった展覧会
見ごたえありましたね
前回近代美術館に来たのは青木さんの時だったと思う
あれは確か 模型と絵画などをセットで展示していたと思う
外国のなんとかさんとのコラボ展示で
なんとかさんの絵画が非常にかわいらしかったのを記憶している
その点において
今回のオルジャティ展もある意味では 青木淳展に近い展示構成
だったのかもしれない
違った点といえば
そして同時にそれは今回の展覧会の最大の特徴でもあるけど
オルジャティの場合は模型が全て1/33スケールということ
1/33スケールというのは オルジャティによれば
一番空間が伝えやすい縮尺なんだそう
1/33であるにもかかわらず細部は消され 石膏模型のような佇まい
重さと軽さを兼ね備えている雰囲気がある
不思議と
図版はテーマによって様々で 絵画や彫刻 中にはRCの型枠なんて
いう代物もあった
全体感としては 非常に概念と芸術性というのが高度なレベルで
融合しているなという印象
勝手な先入観で青木さんの空間感に近いのかと思っていたけど
ちょっと違った印象を受ける
概念レベルから実際の建築に至るまでの一気通貫性や
メディアからは一線を画しているスタンスが違う気がする
たとえば彫刻の職人なんかに近いんじゃないかな
石上さんとも違う芸術の方向性 嗜好性
個人的には「リナルド・バルディルのアトリエ」が好き
アトリエなので 建築の機能としては少なく
空間としては洗練される方向には走りやすいものの
ミニマリズムの洗練さではなく 「建築は人があってのものなのだよ」と
そっと囁いているような空間の密度感が存在している
と 思われる(空間体験はしていないので)
それは アトリエよりも大きな庭の存在であったり
庭の上部で空を切り取る大きなサークルであったり
そして 模様が入ったRC躯体などから想起させられる
個人的に 好きな建築に新たなゾーンが出来た感じ
図録とかあるなら 買えば良かった・・・
◆ヴァレリオ・オルジャティ展
会 場 :東京国立近代美術館 ギャラリー4
会 期 :2011年11月1日(火)~2012年1月15日(日)
開館時間:10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
仕事帰りにワタリウム美術館に行って来ました
前回は バラガン展で 今回は藤本荘介展
意外にもソースケ初めての展覧会です
展覧会の全体の印象としては 会場の規模に拠るのもあるけど
少しコジンマリとしていました
ただ 今のソースケの“勢い”は十二分に感じられるものでした
展示形式としては模型のオンパレード型だけど 様々なスケールのものがあり
また 具体的なものから非常に抽象的なものが等価に扱われている点で
見る側各々に それぞれ意識のジャンプを与えるような構成になっていたと思う
ただ 出尽くしていない感がある
もちろん戦略的に 意識的に出し尽くしていないのは当然だと思うけど
もう少し 頭ん中覗かせてよ という感じ
ソースケのスタイルを一言で表すなら “精緻な荒さ”かなと思った
個人的なソースケへの印象は 精緻でスタイリッシュという感じだったけど
それだけではなく 模型やスケッチから得られる印象は 単に精緻とか
スタイリッシュということだけではなく それらの根底に横たわっているのは
多くの思考プロセスやある解答に落とし込む時の決断力 “エイヤー”の
大胆さであるような気がした
ひたすら考えてひたすら描いてひたすら模型を作って
そういった泥臭いプロセスがところどころに滲み出ている
そういった点は SANAAの2人に似ているし(もちろんジュンヤさんにも)
伊東さんとは少し違う気がするな
見所は3階の模型です
あと 4階のソースケのトークイベント映像かな
面白かったので みなさんもぜひ
◆『藤本荘介展 山のような建築 雲のような建築 森のような建築』
→ 現在ワタリウム美術館で開催してます
ちなみに ご存知かもしれませんが ワタリウムは一度拝観料を払えば
会期中何度も展覧会を覗けるというお得な制度になっています
現在 森美で開催中の「ネイチャー・センス展」にいってきました
吉岡徳仁・篠田太郎・栗林隆ら三氏アーティストによるもの
ところで ネイチャー・センスとは何か?
字の如くだけど 展覧会の概要によれば
…都市化、近代化の進んだ現代生活において、自然を知覚する潜在的な力(ネイチャー
・センス)や日本の自然観について考え、それが現代の美術やデザインにどのように
活かされているのかを問いかけます。むにゃむにゃ…
と されている
なるほど
さて 展覧会の内容について
個人的にはトクジンの『Snow』を大本命として期待して行きましたが
結果的に本展覧会と併設されている別イベントに 今回特に心奪われたのでした
それについては後ほど触れるとして
とりあえず『Snow』についての印象
作品は W15m x D6m x H6m の巨大透明ボックスに 送風機と羽毛約300㎏が
閉じ込められた非情にシンプルな装置(だが規模はとてつもなくでかい)
定期的に送風機から風が送られて羽毛は宙を舞い 送風機の停止後
ボックス内で羽毛が静かに落下していくというもの
とにかく第一印象として “白い” とうこと
空間が白い
雪だから当然といえば当然
そしてその白さに負けないインパクトとして“室温”が挙げられると思う
この作品が夏に見れて良かった
トクジンがこのことを意図したかとどうかはわからないけど 外気との寒暖差が
作品のコンセプトをより強調させたように思う
ビル外部 → ビル内部 → 展覧会場 において 徐々に気温が低くなることで
(ビル内部はすでに快適な気温に保たれているいるけど 展覧会場では
さらに温度設定が低く設定されていたのではないか)
非情に新鮮な落ち着いた感情の下で 作品と対面できる仕掛けになっている
また 作品前に用意されているボイド空間の異常なまでのデカさである
(透明ボックスの3倍くらいの容積)
上記“室温”もそうだけど 自然を感じさせるための仕掛けとのひとつとして
このボイドが用意されたことは非情に納得感がある
結果として 思ったことは 色んなアートのポジジョンがあると思うけど
『Snow』はあくまでアートなのだなと感じたこと
実際の雪の現象(自然)に近づけようとした行為(アート)ではないんだな と
“自然を抽象化したところの表現を目の当たりにして ボクたちは
いかなる感情を抱くだろうか??”
そういった所に力点を置いた作品だと思う
送風機の機械音も 羽毛の軽さも 室温も 空間のデカさも
ある意味全て人為的なものだけど
人為の象徴とも言える森ビルの頂での体験として印象的な作品でした
残る2人の作品
上述した『Snow』に若干押され気味の印象だった
(こんな感想でごめんなさい)
全体としては 三氏ともアーティストとしてのポジションは各々ですが
空間的な作品であることは 共通点と言えると思う
個人的には 入場料金少し高いかなぁとww
そして心奪われたイベントはというと…
森美とは別枠で定期に開催されるイベント(MAMプロジェクト)があるようで
今の時期は「トロマラマ」というインドネシア出身の三人組ユニットの展覧会が
開催されている
このトロマラマというユニットの『戦いの狼』という作品が実に爽快
あるミュージシャンに提供したPVで 400枚の木版画で構成されたアニメーションである
アニメーションのBGMにはもちろん提供先のロック(ハード気味の)はジャンジャンなっている
そこにミュージシャンの演奏模様を掘り起こした木版画のコマ送りが合わさっている
木版画のローテク感とハイテクとも言えるロックとの調和が実に愉快で心地よい
会場で思わず 「これはおもろい!」と声に出してしまった…
こういうローテクだけど 膨大な時間や労力をかけた作品は個人的に大好きだ
そういうプロセスを自慢せずにさらっと表現してるやつは もっと好き
奥行感がある作品
建築も
ある行為の結果(表面)に表出しているものを スケールを変えて少し注意深く確かめると
そこに滲み出ている 浮き出している “シミ”(形跡)のようなものがある
その“シミ”に気づいて それを今度は 己のフィルターを通して分析することが
アートでも 建築でも体験側のひとつの楽しい瞬間の一つと言える
先日 設備屋さん向けの パナソニック電工の研修に行った
収穫といえば
LEDのちょっとした知識と 汐留ミュージアムのタダ券をもらったこと
ほんで今そこで開催されてる企画展示が 表題のヴォーリズ展
チケット1枚残ってます
ほしい人は 三鷹寮まで取りに来てください
一時期 ヴォーリズについて少し調べていた時期があった
そのときの写真を見返すと どうも大学1年の終わりやね
ほんま酷い写真やけど 勘弁してつかぁさい
ちょうど豊郷小学校が取り壊されるとかなんとかで
その前に一般公開します って時期でした
で遠路はるばる 滋賀県まで行ったわけです
相当なローカル電車に揺られ…遠すぎて もう小旅行やったね
展覧会について
豊郷小以外に知っていたことといえば
大丸心斎橋店の設計者がヴォーリズってこと
それ以来興味のある建築家の一人
大丸かっこいいと思いません?
横に立つワカメみたいなやつよりよっぽどかいい
内も外もボクは好きです
EVホール前 んで ファサードもええです
あと内部階段空間がすばらすぃ 寸法関係がたぶんいいんです
手すりの素材感・重厚感もいい
階段について 展覧会の中から少し引用させてもらうと
「<駒井家住宅>階高9.5尺を17段で上がる 蹴上げは0.559尺 踏面は0.9尺」
・・・ピンとこないので 日本語に約します
「<駒井家住宅>階高2.88mを17段で上がる 蹴上げは17cm 踏面は27.3cm」
これは住宅に関する記述ですが ヴォーリズが階段に
一際気を使って設計していた証拠のひとつと言えます
この記述と共に 実際の階段のモックアップがあり 体感できましたが
確かにいい感じでした
大丸の階段も 非常に上り易かったし 椅子としても機能的でした
小さい頃 よく疲れて休憩したものです
踏面が大きいのでちょうど座るのにいいんやと思う
他方 感じたこと
このような歴史的な人物より学ぶことは多々あると思うんですが
重要なことはそれを現代にどのような形で生かすのか だと思います
“生かす”というのは必ずしも肯定的に参照・利用・引用するということではありません
今回の展覧会ではその辺が見出せなかった
“歴史的な人物”止まり というか…今は 過去の人でしかない
後々何かに少し効いてくればそれでいい と 今は思ってます