建築設計(意匠)の仕事に就いています.日々のことを綴ります.
2012
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上:初期スケッチ



さてさて 前回の投稿の続きです

ひょんなことで ウェディングケーキのデザインをしたんです

未知なる領域ですが 基本的に建築と一緒で
まずはクライアント(新郎新婦)の要望を聞くことから始まり
現地調査(結局昨年12月になりましたが・・・ちなみに式は今月初め)
基本計画 云々と続き クライアントの承諾を得てその後は VE・・・
どの業種にも やはり付き物なんですなぁVE
(ちなみにケーキ代は 大体700~800円/1人くらいが相場らしいけど
これは式場によっても違うのではないかと思います)
かなしいかな 本来の構想とは少し違うところもありましたが
基本は崩さず なんとか無事にデザインを完了し 式当日を迎えました

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上:花は飴細工やマジパンを想定しましたが VEで儚くも食用花に・・・


今回のケーキは 『耕す』 ということをキーコンセプトとしました
それを基に
一つ一つ違う形をした “プランター” を作ることにしました
(上図参照 もちろん食べれるケーキです)
耕す?はて?という感じかもしれませんが 詳しくは後程

新郎新婦が小学校の先生ということもあり 初めはクラインアントの
要望にあった「教室」「黒板」 また2人の趣味や特技である「サッカー」
「ピアノ」などをデザインのエレメントとして直接的に使っていこうと
考えていましたがこれらバラバラのエレメントを集合させただけでは
単なるカオスにしかならない
豪華にはなりそうだけど ポストモダンで終わってしまう懸念から封印

そこで まず具体にありすぎた思考回路を一段階抽象レベルへ

“2人は先生” からスタート
これが一番わかりやすいキーコンセプトにして
最重要コンセプトと捉え直すことにしました

さて それでは先生とは何か どんなお仕事か
先生とは 生徒一人ひとりの可能性を引き出すお仕事ではないか

そう考えると プランターに咲く花を育てる行為に似ているなと

花は種類によって育て方は様々で 生徒もそうではないかなと
水をいくらやっても 土に栄養が無ければ花は育ちません
栄養があっても 十分な空気が含まれていなければ
花は育ちません

つまり 先生という職業は人の土台となる部分に
それぞれに見合った空気を送り込む つまり耕す職業なのではないか
そう考えたわけです

またケーキ入刀は ゲストが 2人のデレデレ面をシャッターに収める
チャンスであるわけだけど そこにもっとゲストが楽しめる要素が
あったほうが シャッターも切りやすいもんです

見て楽しい 可愛い おいしい(これはパテシエさんの腕次第)
そして 通常は切り分けられたケーキがウェイターによって自動的に
ゲストに配られたりしますが そうではなく自分が食べたいと思うケーキを
選択できる喜びが加われば 印象的なケーキ入刀になるはず 

加えて プランターなので 刀ではなく “スコップ” にしました
これはマジパンでつくってもらいました
(パテシエの皆様 本当にご苦労様でした)

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上:約90人分のプランター タルトの焼き色まで注文つけさせていただきました

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上:写真上のピンク色がスコップ

花は植えたばかりでまだ咲きが少し足りませんが
そこは2人もまだお若い(青い)ということで それも表現してみました
(それは嘘ですw)

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2人には本当に素晴らしいこれからを歩んでもらいたいと思っています
こうして式に関われて 本当にうれしかったなあ
一平 改めてありがとう

これからは2人で 家庭に 学校に 色んな花を育んで行ってください



ちなみに どなたかケーキや席札のデザインの依頼があれば連絡ください
お待ちしてます



 
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中学の時の 文化祭

公園での打ち上げで 飲めないお酒をのんでいたら
待ってましたとばかりに先生に見つかり
十数人いた友達は 小魚がおっきな魚から逃げるが如く
散って行ったのとは対照的に
親友の一平とボクはその場に残った
残ったといえばカッコいいが 逃げれなかった
足は二人ともスポーツ少年だったから 絶対に逃げれたけど・・
“逃げてもどうせばれるしな” と即座に判断したのだろう

彼とはそんな仲
そんな彼の結婚式が先日ありました

イイ結婚式でした
あれほどゲストから祝福されている結婚式も少ないんじゃないか
みんなが楽しそうでした
結婚式において
ゲストの態度として 楽しむことと祝福することは
結構ニヤリーイコールだと思う

式や披露宴の形式はなんでもいいと思う
(ボクはキリスト系はいやだと思っているし それは今も変わらない)
キリスト式でも 神社でシャンシャン式でも
披露宴なら超豪華に ド派手にするもよし

個人的には厳かに粛々と執り行いたいけれども
もしやるなら
色んな人に来てもらって 心から楽しんでもらう形式にしたい

いやぁしかし 今回は楽しかった
ケーキや席札のデザインを任せてもらったというのは大きい
ケーキに至っては ウェディングケーキっぽくないから少し心配したけど
ゲストの反応は良かったし(特に女性の) 記憶に残る また
ゲストも楽しめるケーキが提案できたのでないかと思っている
(ケーキについては 次号ブログにて詳しく説明)

いろんな意味で感慨深かったなあ
また次回呼んでくれよな 一平!!

(違うかww)

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読了

学生にとって 非常にかゆいところに手が届く そんな本だし
すでに事務所やゼネコンに努めている若手にとっても 建設業界を
深くはないけど全体から俯瞰できるので 個人的にはためになった

山梨さんは組織の人だけど 非常に中立的な立場で発言されているから
そういった意味で価値ある書籍
意外とこういう建築本はなかったんじゃないかな
(建築知識とかで過去に特集されてそうだけど)

非常に事細かに書かれている部分もある
模型の作り方とか 図面の書き方 ネットの使い方 その他
そういった部分はむしろ学生向けやけど

現代は様々な分野でダイバーシティが一般化されつつある
建設 建築分野においてもその波は来ている
人の移動や BIMなんてその好例だろう
国交省も 今後国交省発注の案件について BIMを導入することを
検討し始めているし
会社で導入しないなら 個人的にスキルをつけていくしかない
でないと 会社も個人も置いてけぼりを喰らうこと必至だ
つまり 社会から変化を求められているわけだ
(姉歯事件以降特に加速したのでは)

また印象的だったのは
“いろんな物事に目を向けよう”という類の内容だ
当たり前といえば当たり前ですが
たとえば建築本以外の本から積極的にインスピレーションを得ることや
ツイッターやFBなどで 情報を収集 分析 また発信し
日頃の生活レベルで己のプレゼンテーション能力を磨こうという着眼点
C世代は 熱が無いなんて批判されるけど そうじゃない
ボクらはモノを作るんじゃなく アイデアを世に送り込もうではないか
うん 送り込みたい!
ネットなどの現代的なツールなどをうまく咀嚼することは決して害ではない
要は 何を意識してそのツールを使うかを自分なりに定めることだと思う

BIMが業務の中で使えたらええんやけどなぁ・・・
うちはまだ遠いなぁ・・・
これからも上の人に訴えていかんとな



あけましておめでとうございます
本年もカカモトを宜しくお願い申し上げます

昨年は未曽有の天災・人災に見舞われ 日本経済 国民の心身共に
大きな痛手を受けた そんな一年でした

建設業に建築設計者として関わる一人として 何ができるか
何をすべきかを考えることもありましたが 結論としては
“思想を掲げること” と “覚悟を決めること” だということでした


◆自分なりの思想を掲げること

震災に対して 原発の是非に対して また今年議論が過熱するであろう
TPP等を含めたこの先の日本の歩むべき道について 個々人レベルで結構
いかに熟考し 自論を構築できるかではないかと思います

もっとも悪なのは 流されること 関心を持たないこと
日本政府に頼り切っていると 振り回されることが多く その分失望も大きい


◆覚悟を決めること

己に降りかかる災害というのは 予測はつかないものであるから
常に何を自分が優先して 取捨選択していくのか そうしたいのかを
明確に そして明瞭にしておく必要があるということ
有事の時に 大切な何かを失ってしまわないように・・・


さて 
今年は オリンピックや アメリカ ロシアの大統領選など 世界的な
イベントが目白押しです
ユーロ不安も それこそ不安要因です
世界的な変化に目を向け続けると共に それに右往左往しない
どっしりとした態度でもって 己で物事の判断をしていこうと思います

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上:昨年の一番の思い出(確認申請の出し直し)



表題の通り 今年で最後と致しました
今年で 猪名川企画はひとまず閉店ガラガラということに致します
わたくしの独断と偏見で

いやぁ いろいろありましたね ほんと
もう今回で何回目だったのでしょうか?

究極のダラダラ会

実家に私の両親がいないということが 猪名川企画の発端だった

「橋本家を会場にすれば 誰にも時間にも気にせず スーパーダラダラ
 することができるのでは?」

あれから 8年ほど経ちましたか
猪名川もそろそろ卒業です
来年からはどうなるかわかりませんが 都心部でやったほうが
アクセス面など利点も多いと思われます

岡田さんがホテルのスイートルームを使用するという なんとも
オシャレっ気のあるモダンでアーバンな提案をしてくれましたので
来年はそんな感じになるかもしれません

これまで 猪名川企画を支えてくれた皆様
ご苦労様でした
橋本家は 本当に幸せでした


また 会いましょう



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上:一同礼!


これまでの猪名川企画の皆が持ってる写真を集めたいな・・・



 
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滑り込みセーフで見てきました
来週でお仕舞い

前回は 確かアンタダ展を見た
モックアップ住吉 印象的だったなあ



シンプル且つ深刻な展覧会
被害が深刻だった各都市の模型が整然と配置されている
すべて1/500スケール
建築模型や都市計画の模型というのは
何かしら提案するものがあって それが強調されるけど
今回のそれは 以前のあった風景を白模型で再現するという
非常にシンプルな表現

目の前にある模型は 今は亡き風景

建築 都市の分野において
模型は何かを実現する前の確認作業であったり
説明するための道具であったりするけど 今回の模型はまったく別の回路

記憶の再現だ

これは映像でリアルに作り込んで風景を再現するよりも
おそらく リアルな表現ではないかと思う
被災地の人にとって この模型は感情が入りすぎて見ていられないかもしれない

シンプルな白模型の外観とは対照的に
見る人によっては非常に感情を複雑にさせるそんな代物だろう



印象的だったのは 壁一面に横たわった東北地方の地図だ

→ 東北地方の被害状況を示した地図

横たえることで いかに被害が広範囲だったのかが 強調されている気がする
普段は縦に見ることが多い日本地図だけど 横にするほうがより効果的に
伝わるのかもしれない

沿岸部における浸水箇所がピンク色でマーキングされているけど
それは 被害の規模の大きさを物語っていて 気が重くなるのと同時に
逆に 普段あれだけの被災の風景をテレビやネットで頭に刷り込まされている
ボクからすれば
“極稀の津波であったとしても 日本全体からすれば被害はこの程度なのか”と
直接は被災していないからこその 冷静な感情があったのも事実である

単なる地図からはなかなか人の営みというのは想像し得ないけれど
被害状況が落とし込まれた瞬間 そこに多くの人家があって
人の営みがあったという事実が意識され始める

そういった意味で 貴重な展覧会であっと思った



模型や地図が持つ異様な力を感じさせられた そんな展覧会だった
また 被災地に行っていない人にとって テレビやネットからでは
得られないであろう感情が呼び起こされる そんな展覧会となるだろう

わけがわからないだろうけれど 東京の子供とかにも 普通に見せたい



「311失われた街」展

会 場 :ギャラリー間
会 期 :2011年11月2日(水)~2011月12月24日(土)
開館時間:11:00-18:00 (金曜日は19:00まで)
休館日 :日曜・月曜 ・祝日



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久々 ブログ更新

Bちゃんに教えてもらった展覧会
見ごたえありましたね

前回近代美術館に来たのは青木さんの時だったと思う
あれは確か 模型と絵画などをセットで展示していたと思う
外国のなんとかさんとのコラボ展示で
なんとかさんの絵画が非常にかわいらしかったのを記憶している

その点において
今回のオルジャティ展もある意味では 青木淳展に近い展示構成
だったのかもしれない


違った点といえば
そして同時にそれは今回の展覧会の最大の特徴でもあるけど
オルジャティの場合は模型が全て1/33スケールということ

1/33スケールというのは オルジャティによれば
一番空間が伝えやすい縮尺なんだそう
1/33であるにもかかわらず細部は消され 石膏模型のような佇まい
重さと軽さを兼ね備えている雰囲気がある
不思議と

図版はテーマによって様々で 絵画や彫刻 中にはRCの型枠なんて
いう代物もあった

全体感としては 非常に概念と芸術性というのが高度なレベルで
融合しているなという印象
勝手な先入観で青木さんの空間感に近いのかと思っていたけど
ちょっと違った印象を受ける
概念レベルから実際の建築に至るまでの一気通貫性や
メディアからは一線を画しているスタンスが違う気がする
たとえば彫刻の職人なんかに近いんじゃないかな

石上さんとも違う芸術の方向性 嗜好性

個人的には「リナルド・バルディルのアトリエ」が好き
アトリエなので 建築の機能としては少なく
空間としては洗練される方向には走りやすいものの
ミニマリズムの洗練さではなく 「建築は人があってのものなのだよ」と
そっと囁いているような空間の密度感が存在している
と 思われる(空間体験はしていないので)

それは アトリエよりも大きな庭の存在であったり
庭の上部で空を切り取る大きなサークルであったり
そして 模様が入ったRC躯体などから想起させられる

個人的に 好きな建築に新たなゾーンが出来た感じ
図録とかあるなら 買えば良かった・・・



ヴァレリオ・オルジャティ展

会 場 :東京国立近代美術館 ギャラリー4
会 期 :2011年11月1日(火)~2012年1月15日(日)
開館時間:10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)




―11/05の記録―

【走行時間】 2:00’42m
【走行距離】 45.49km
【平均速度】 23.60km
【最高速度】 53.90km

蓮光寺周遊コース

会社の同僚と三人で

体力の低下具合に愛想が尽きる
ヒドイよ
10年先輩について行けない + 5年下の後輩について行けない

近頃膝を痛め マラソンは控えている
その代わりに今日久々のロードだったけど 膝の関節に痛みはなく
むしろ膝周りの筋肉が鍛えられているようで これはいいリハビリに
なりそう

先日から少しづつスクワット 柔軟など リハビリを始めました

リハビリの秋 ですね



twitterから転載

【政治】(1)
新内閣、野田新首相に対する提言を連続ツイートします。
日本の政治に関心を持ち続けるための、自分への戒めも込めて。

【政治】(2)
今朝の経社説。野田首相が新内閣の最優先課題に原発の事故収束を挙げた。
文句なしの当然の判断だけど、首相には『最優先課題は、全部だ!』と言ってほしいものです。

【政治】(3)
もちろんその発言だけだと、単に国民の不安を煽るだけですが、まずは新首相としての意気込みを、
ダーンッ!と語っていただきたわけです。
国民のテンションを上げることも一つ大事な仕事。
ライオンみたく派手なのが苦手であれば、いいじゃないですか、ドジョウで泥臭くやってください。

【政治】(4)
内閣が変わればいつも最優先課題の議論になります。
それはあって然るべきなんですが、基本的には課題のひとつひとつを断片的に捕らえるのではなく、
ひとつの積層体として考えて頂きたい。

【政治】(5)
税と社会保障、TPP、普天間、環境問題、再エネ、もちろん原発の収束など、ありとあらゆる問題、課題が
ずら~っと机上にあるわけですが、分野によってはかなり重なりあっています。
今回の震災、原発の影響で特にその色が強くなったようです。

【政治】(6)
我らが野田新首相には、
これら一つ一つを個別のものとして捉えるのではなく、ダブルマックバーガーのように積層された物事として、
その断面をきちっと見据えてほしいわけです。

【政治】(7)
これってある部分では物事を複雑化させてしまうことになります。でもそこは首相の腕の見せ所。
ハンバーガーの各素材がうまく調和するように、各素材の特性を見極めて順番や組み合わせを
考えてあげてほしいわけです。

【政治】(8)
複雑化は、いろんなことが一気に好転する側面を内在させています。
いろんなことがダイナミックに動き出す。

【政治】(9)
つまり、閣僚を100パーセント機能させることが本当に今求められていることなんだと思います。
各問題や課題を解決するためには、それらに共通した根っこの部分を如何に考えていくか。
今改めて、声を大にして言いたい。これが、首相の役割ではないのかと。

【政治】(10)
首相はハンバーガーを作らなくていいのです。
食べて、その断面を覗いて、いろいろと的確な注文を調理人に伝えてくれればいいと思います。
調理場にはひょいひょい行かず、ここぞって時にだけにしてください。
気持ちはわかりますが、周りには気が散る人がとても多いですから。

【政治】(11)
調理場にいるコックの皆様もいろいろと評価が成されているようですが、
それは大きな問題ではないと思います。今いるメンバーで行くしかないんです。
ようは、彼らに首相が考えたアイディアをいつどんなタイミングで伝えるかだと思います。

【政治】(12)
日本を包み込む暗雲、いろんな悲観論がありますが、
兎に角、まずはハンバーガーを味わって食べましょうよ。それからです。
ただ、食べすぎには注意です。太ったドジョウでは、泥に埋もれますから!(終)



―08/27の記録―

【走行時間】 3:41’52m
【走行距離】 89.17km
【平均速度】 24.10km
【最高速度】 53.90km

奥多摩の麓まで

いってこいで90km
結構走ったな






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