建築設計(意匠)の仕事に就いています.日々のことを綴ります.
- 121215_ウェディングケーキとウェルカム・ボード
- (2012/12/15)
- 120408_浅草文化観光センター
- (2012/04/10)
- 『獄窓記』
- (2012/01/30)
- 120124_親友の結婚式(ウェディングケーキのデザイン)
- (2012/01/21)
- 120117_親友の結婚式
- (2012/01/17)
全世界のカカモトフアンの皆様こんにちは
お久しぶりです
また これから少しづつブログを復活させたいなと思っております
さてさて
先日高校時代の友人の結婚式に行ってきました
この結婚式で 親友である新郎からウエルカムボード(以下WB)を作ってほしいと
依頼されました
もちろん快諾して その次いでというかおまけでウェディングケーキ(以下WC)の
デザインをカカモトにまかせてもらえないか頼み込み 見事その了承を得たのでした
こうしてWBとWCのデザインを考えることになったのです
それぞれのデザインについて 考えたことを紹介していきたいと思います
--------------------------------------
◆ウェディング・ケーキ

ケーキのデザインを考えるのは実は今回が2回目でした
(※1回目は「http://cacamoto.blog.shinobi.jp/Entry/233/」に詳しい)
今回は「道」というコンセプトを打ち立てました
2人がこれから歩んで行く道
その道に入刀することで 2人が自分たちで切り開いて行く道を表現したわけです



当初案はなんと6m
兎に角印象深い インパクトのあるものをつくりたかった
そして新郎新婦はこの案を採用してくれたのでした
その勇気に感服でした
ただし想定通り会場構成の都合やコスト面で当初案は挫折
紆余曲折を経て現在の形になりました
新郎新婦やゲストが喜ぶ姿を想像して そこを一番大事にして考えたつもりです
今回は少しはそれを実感出来たので
デザイナー側としてこれほど嬉しいことはありませんでした

続きましてWB
◆ウェルカム・ボード
WBについて 常々思っていたことがあります
あのボードって「平面でなくてもええよね?」って
ようこそ精神をゲストにお伝えしたいんなら「立体の方が気持ちこもってるやん?」的な
今回はそこから出発しました
「ゲストの皆様に来ていただいて心から感謝しています」
という2人の気持ちを代弁する何かを作ろうと考えました
「WELCOME」と口でいうのは容易いのですが それだけじゃ物足りない
じゃあその気持ちを体を使って現そうと
そうして出来たのが
1/30スケールの新郎新婦ミニチュアが「WELCOME」を持ち上げるという案でした


そしてその一文字ずつに2人の会話を入れたりしてストーリー性を持たせつつ
ちゃんとオチもあって 見ていて面白いものにしたかった
実はこのWBはケーキよりも周囲から反響があって 個人的には意外でした


個人的には 結構物理的にスペースを取るものなので当日だけ使用して
新郎新婦やゲストの心にとまって写真に収めることができれば 廃棄してほしいなと
思っていたけど 新郎新婦真面目な顔して引き取っていきました
今度手直しに行かないと
--------------------------------------
両方共 なんとか納めることができてほっとしているのが 正直なところです
やはり仕事の合間を縫ってやっていくには
結構な体力と仕事を効率よくこなす術が今後必要だと思いました
それからもう一つ
いつだってそうなんです
賞賛の拍手は「 建築家」であったり「デザイナー」「プロデューサー」 であったり
何かしら華々しい肩書きを持った人たちに向けられるのです
裏方でそれを成立させた人
建築であれば現場の所長さんや設備のサブコンさん 職人さん
今回であれば式場のコーディネーターさんやパティシエさん
そういった人々はいつも遥か彼方へ追いやられている
追いやってるつもりはなくても日の目を見ないというか
それは世の常とも思えるし むしろそれでいいのかもとも思えるけど
やっぱりすこし違うなとも思う
パテシエさんはボクの描いたポンチ絵を
ボクの想像通りに いや想像以上な物として具現化しました
今回のデザイナーであるボク自身が1番 完成品に対して感動していたかもしれない
それくらい完成品は素晴らしかった
あの場所に相応しいケーキとして仕上げたのは彼女です
想像したのはボクで創造したのは彼女
どちらが欠けても成立し得なかった
そこは対等であるべきなんです
当日 披露宴が終わってから
コーディネーターさんにお願いしてパティシエさんにお礼を言わ せて頂きました
こちらは少し興奮していたのでなんてお礼を言ったか覚えてませんが
向こうは少し恥ずかしそうに照れていたと思います
ボクの一言で彼女の頑張りが報われる事はないけど
だから彼女にも拍手を送りたいです
ありがとうございました
それにしてもええ結婚式やったな
新郎のあの幸せそうな顔が忘れられへんわ
旧友や先生に会えたのも良かった
お久しぶりです
また これから少しづつブログを復活させたいなと思っております
さてさて
先日高校時代の友人の結婚式に行ってきました
この結婚式で 親友である新郎からウエルカムボード(以下WB)を作ってほしいと
依頼されました
もちろん快諾して その次いでというかおまけでウェディングケーキ(以下WC)の
デザインをカカモトにまかせてもらえないか頼み込み 見事その了承を得たのでした
こうしてWBとWCのデザインを考えることになったのです
それぞれのデザインについて 考えたことを紹介していきたいと思います
--------------------------------------
◆ウェディング・ケーキ
ケーキのデザインを考えるのは実は今回が2回目でした
(※1回目は「http://cacamoto.blog.shinobi.jp/Entry/233/」に詳しい)
今回は「道」というコンセプトを打ち立てました
2人がこれから歩んで行く道
その道に入刀することで 2人が自分たちで切り開いて行く道を表現したわけです
当初案はなんと6m
兎に角印象深い インパクトのあるものをつくりたかった
そして新郎新婦はこの案を採用してくれたのでした
その勇気に感服でした
ただし想定通り会場構成の都合やコスト面で当初案は挫折
紆余曲折を経て現在の形になりました
新郎新婦やゲストが喜ぶ姿を想像して そこを一番大事にして考えたつもりです
今回は少しはそれを実感出来たので
デザイナー側としてこれほど嬉しいことはありませんでした
続きましてWB
◆ウェルカム・ボード
WBについて 常々思っていたことがあります
あのボードって「平面でなくてもええよね?」って
ようこそ精神をゲストにお伝えしたいんなら「立体の方が気持ちこもってるやん?」的な
今回はそこから出発しました
「ゲストの皆様に来ていただいて心から感謝しています」
という2人の気持ちを代弁する何かを作ろうと考えました
「WELCOME」と口でいうのは容易いのですが それだけじゃ物足りない
じゃあその気持ちを体を使って現そうと
そうして出来たのが
1/30スケールの新郎新婦ミニチュアが「WELCOME」を持ち上げるという案でした
そしてその一文字ずつに2人の会話を入れたりしてストーリー性を持たせつつ
ちゃんとオチもあって 見ていて面白いものにしたかった
実はこのWBはケーキよりも周囲から反響があって 個人的には意外でした
個人的には 結構物理的にスペースを取るものなので当日だけ使用して
新郎新婦やゲストの心にとまって写真に収めることができれば 廃棄してほしいなと
思っていたけど 新郎新婦真面目な顔して引き取っていきました
今度手直しに行かないと
--------------------------------------
両方共 なんとか納めることができてほっとしているのが 正直なところです
やはり仕事の合間を縫ってやっていくには
結構な体力と仕事を効率よくこなす術が今後必要だと思いました
それからもう一つ
いつだってそうなんです
賞賛の拍手は「
何かしら華々しい肩書きを持った人たちに向けられるのです
裏方でそれを成立させた人
建築であれば現場の所長さんや設備のサブコンさん 職人さん
今回であれば式場のコーディネーターさんやパティシエさん
そういった人々はいつも遥か彼方へ追いやられている
追いやってるつもりはなくても日の目を見ないというか
それは世の常とも思えるし むしろそれでいいのかもとも思えるけど
やっぱりすこし違うなとも思う
パテシエさんはボクの描いたポンチ絵を
ボクの想像通りに
今回のデザイナーであるボク自身が1番
それくらい完成品は素晴らしかった
あの場所に相応しいケーキとして仕上げたのは彼女です
想像したのはボクで創造したのは彼女
どちらが欠けても成立し得なかった
そこは対等であるべきなんです
当日 披露宴が終わってから
コーディネーターさんにお願いしてパティシエさんにお礼を言わ
こちらは少し興奮していたのでなんてお礼を言ったか覚えてませんが
向こうは少し恥ずかしそうに照れていたと思います
ボクの一言で彼女の頑張りが報われる事はないけど
だから彼女にも拍手を送りたいです
ありがとうございました
それにしてもええ結婚式やったな
新郎のあの幸せそうな顔が忘れられへんわ
旧友や先生に会えたのも良かった
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上:初期スケッチ
さてさて 前回の投稿の続きです
ひょんなことで ウェディングケーキのデザインをしたんです
未知なる領域ですが 基本的に建築と一緒で
まずはクライアント(新郎新婦)の要望を聞くことから始まり
現地調査(結局昨年12月になりましたが・・・ちなみに式は今月初め)
基本計画 云々と続き クライアントの承諾を得てその後は VE・・・
どの業種にも やはり付き物なんですなぁVE
(ちなみにケーキ代は 大体700~800円/1人くらいが相場らしいけど
これは式場によっても違うのではないかと思います)
かなしいかな 本来の構想とは少し違うところもありましたが
基本は崩さず なんとか無事にデザインを完了し 式当日を迎えました
上:花は飴細工やマジパンを想定しましたが VEで儚くも食用花に・・・
今回のケーキは 『耕す』 ということをキーコンセプトとしました
それを基に
一つ一つ違う形をした “プランター” を作ることにしました
(上図参照 もちろん食べれるケーキです)
耕す?はて?という感じかもしれませんが 詳しくは後程
新郎新婦が小学校の先生ということもあり 初めはクラインアントの
要望にあった「教室」「黒板」 また2人の趣味や特技である「サッカー」
「ピアノ」などをデザインのエレメントとして直接的に使っていこうと
考えていましたがこれらバラバラのエレメントを集合させただけでは
単なるカオスにしかならない
豪華にはなりそうだけど ポストモダンで終わってしまう懸念から封印
そこで まず具体にありすぎた思考回路を一段階抽象レベルへ
“2人は先生” からスタート
これが一番わかりやすいキーコンセプトにして
最重要コンセプトと捉え直すことにしました
さて それでは先生とは何か どんなお仕事か
先生とは 生徒一人ひとりの可能性を引き出すお仕事ではないか
そう考えると プランターに咲く花を育てる行為に似ているなと
花は種類によって育て方は様々で 生徒もそうではないかなと
水をいくらやっても 土に栄養が無ければ花は育ちません
栄養があっても 十分な空気が含まれていなければ
花は育ちません
つまり 先生という職業は人の土台となる部分に
それぞれに見合った空気を送り込む つまり耕す職業なのではないか
そう考えたわけです
またケーキ入刀は ゲストが 2人のデレデレ面をシャッターに収める
チャンスであるわけだけど そこにもっとゲストが楽しめる要素が
あったほうが シャッターも切りやすいもんです
見て楽しい 可愛い おいしい(これはパテシエさんの腕次第)
そして 通常は切り分けられたケーキがウェイターによって自動的に
ゲストに配られたりしますが そうではなく自分が食べたいと思うケーキを
選択できる喜びが加われば 印象的なケーキ入刀になるはず
加えて プランターなので 刀ではなく “スコップ” にしました
これはマジパンでつくってもらいました
(パテシエの皆様 本当にご苦労様でした)
上:約90人分のプランター タルトの焼き色まで注文つけさせていただきました
上:写真上のピンク色がスコップ
花は植えたばかりでまだ咲きが少し足りませんが
そこは2人もまだお若い(青い)ということで それも表現してみました
(それは嘘ですw)
2人には本当に素晴らしいこれからを歩んでもらいたいと思っています
こうして式に関われて 本当にうれしかったなあ
一平 改めてありがとう
これからは2人で 家庭に 学校に 色んな花を育んで行ってください
あ
ちなみに どなたかケーキや席札のデザインの依頼があれば連絡ください
お待ちしてます